井上千鶴のことば
- 2017.04.10
お稽古
桜の開花情報がそろそろ、北海道へ達するこの頃ですが、
ブログをすっかり御無沙汰してしまいました。
2、3日前より、毎日すっきりしない空模様が続きます。
菜種梅雨なのでしょうか。季節の変り目ですね。
3月末から4月初めにかけて、タイ、バンコクとチェンマイに
行っていました。あちらは、雨期に入る前とかで、毎日晴天、
暑さも38度で、日本との気温差20度ばかりの中、3世代で、
街中を歩き、20年前に来た頃との変化に驚いたり、
プミポン国王の喪中の印に、国中の人々の思いを感じたり、
異文化に触れる楽しい一週間でした。
ところが、さすがに帰国して3日後から、疲れがどっと出て、
先週は、体中がだるくて平常に戻るのに時間がかかりました。
今日は朝から家の片付けも終え念願のお茶のお稽古を一人で
しようと思い立ちました。本当に何年振りの事でしょう。
以前は会社の人達と中登美の茶室で先生を招いてのお稽古を
していましたが、あれから5年位でしょうか、今の家では、
初めての事です。
風炉を出し、灰、五徳を入れ、炭に火を付け、釜を掛け、
香を焚くと何とも言えない落ち着いた気持ちになれます。
ゆっくりと思い出しながら、薄茶を点て自服をします。
昨日、庭掃除をした折、沢山の花を付けていた糊こぼしの椿の
花を水に浮かべた花を飾り、軸は、上司海雲師の「雲無心」を
掛けました。チェンマイで求めた蓋付きの大篭を脇床に飾り、
一人楽しいお稽古の時を過ごしました。
友との語りのお茶も、もちろん楽しいものですが、一人、
日々の慌しさから一時お茶の時をいただくのも又、楽しいものです。
所々、忘れたり、どっちが先だったかなと思ったりしながらも、
いい一時でした。