【ギャラリー展示のお知らせ】
奈良萬葉
―井上博道が表現した「万葉集」―
令和6年12月12日(木)─3月8日(土)
昨年に引き続き「万葉集」をテーマにした2回目の展示です。
晩年の博道は、「万葉集」に詠われた世界を如何にして写真で表現するかにこだわり、その歌が詠まれた土地に何度も足を運んでいました。その成果は『奈良萬葉』(奈良市教育委員会1988)、『奈良萬葉①~⑥』(光村推古書院1998)、『Manyo Luster万葉集』(ピエブックス2002)に掲載された写真に表現されています。
各写真に付された万葉集の歌は、博道がこれらの写真を撮る動機になった歌です。博道が心に抱いた万葉集の歌のイメージを
ご理解いただけましたら幸いです。
博道が遺した言葉──────
「万葉集は日本人が世界に誇る古代文学の遺産です。同時に、ドラマの背景として、大切に伝承されてきた景観や文化財を、未来の人々に無事に引き渡すことが我々の使命です。そして私たちはその現代の姿の記録者でもあるのです」
『奈良萬葉①』(光村推古書院1998)より抜粋
井上博道記念館
・開館日/木金土
・時間/11:00-17:00
・場所/当館ギャラリー
・入場料/無料
※開館日、営業時間につきましては変更となる場合がございます。詳しくは当館HPまたはインスタグラムをご確認ください。