弊社の直営店の本店、Lier幡(リエ)が20周年を記念して3月8日からイベントを開催します。
20年前に始めたこのお店は、天然素材を扱うメーカーが、暮らしを豊かにする衣食住の提案をするためにはじめました。
テキスタイル商品のメーカーが「食」を提供する場を備える「お店」。
食材の調達からメニューの組み立て、「中食」というスタイルを作り上げるにはゼロからのスタートでした。そんな中、私自身は長女の出産と重なり殆ど動くことはできず、主となる井上(母)と今もなお力を発揮してくれているスタッフのお陰でお店が立ち上がりました。
大きな空間のお店をどのような商品構成で展開するか。
20年前はまだインターネットの普及はほとんどなく、作家さんの器の仕入れに関しても、新規を探すためには雑誌の情報を頼りに地方に向かったりと時間がかかるものでした。
また、定番の麻を軸に自社製品を年間計画に落とし込み、展開するには、商品数が足りません。メーカーとして卸を専門にしている会社が小売店を営むのは商品展開の難しさを感じながらも、お客様にどう楽しんでもらうか、気持ちの良い接客ができてるか、また来たいと思ってくれるか、、、など「売る」為の努力を教えてくれたと思っています。
「Lier」(リエ)は繋ぐという意味のフランス語。
これからも変わらず、お客様との繋がりを大切にしながら、次の20年を目指します。
皆様どうぞこの機会にお越しください。