湿潤な空気と海からの潮の香、豊かな自然。町中に出るとオーストラリア人とみられる観光客がバカンスを楽しんでいる。
約25年前、バリ島でカバンの持ち手やタペストリー用のバー、商品にあしらうガラスビーズの仕入れを始めました。チーク材に研磨した貝をほどこした幡オリジナルのパーツを作成したり、ハンドメイドのビーズを調達したり、時にはイカットやバティックの生地、店舗用の什器としてアンティークの家具を仕入れたりと7年ほど通っていました。
今でもこのパーツは見るたびに惚れぼれしてしまいます。
バリ島の滞在期間は5~7日間ですがsurijayaのクトゥトゥさんのおかげで、日中は仕入れ先を効率よく回り、夜はクトゥトゥさんの村の中でくつろがせてもらったり(バドミントンもしたな~。しかし国技でもあるので皆さんお上手でした)ビーチで食事をしたり、時には行事にも参加したりとゆっくりとした時間を過ごし、あとは美しい仕上がりのものを日本で待ちます。
当時はキャッシュカードを使えるお店は空港とホテル、ほとんどのお店は現金の世の中でしたので、常に現金のルピアをリュックサック一杯に背負いながら仕入れていたのは楽しい記憶でしかありません。
世界情勢も大きく変わった今ですが、ビーズは今もバリ島から届きます。
もう少しコロナが落ち着いたら、またバリ島に行って、今の作り手の仕事を拝見し新たな商品企画をしたいなとひそかに思っています。
その時はクトゥトゥさんニョマンさん、またよろしくお願いしますね。