井上企画・幡の代表である林田千華が、会社のことや生活のことなど、あれこれと綴ったブログです。
前回のブログでは「地球の為に今できること」と題して、会社で取り組むアップサイクルのことを紹介しましたが、では自分の生活はどうなのか…と。
人類共通の課題「気候変動」ですが、個人レベルでは何が出来るのでしょうか。
私自身、SDGsのことを恥ずかしながら3年前まで知りませんでした。耳にはするけど内容まではさっぱり知らずで、当時高校生だった娘に習いました。
定期購読しているナショナルジオグラフィックでは何度となく(毎回と言っていいほど)唱えられていたはずでしたが、眼でなぞる程度で自分事にはしていなかったのが事実です。
マイボトル、エコバッグの使用、食事を残さない、ゴミの分別、リサイクル、古着は犬のマットに作り替えたりウエスにしたり。食材は出来るだけオーガニックと地元のモノを使い、配達の食材は1週間で使い切る。
しかし、普段の交通手段は車を使い、住まいは冬は暖かく夏は涼しく過ごすためにエアコンを使います。食事は食肉も好んでいただきます。
このような日常の繰り返しでは2030年までに環境への負荷を軽減できるかと言えば自己レベルでは無理だと思っています。
しかしコロナも落ち着いてきた今、買い物に繰り出したとして、さぁ洋服を買うぞと思っても環境配慮型の商品は価格が高く、市場も限られているため、物欲が高くともあえてその商品を購入するには至りません。やはり好みのモノを買ってしまうと思います。
今から52年前、アースデイが生まれました。
奈良でも2007年から奈良公園でエコな1日を過ごす「アースデイ奈良」が開催されています。
企業や団体が手を取り合い発信し、一人ひとり個人の意識を高めて賛同を得る。
そして、それは暮らしながら出来ることが前提であり、それが途切れることなく持続可能でなければいけません。
日々の暮らしの大切さを身をもって教えてくれるイベントは、SDGs初心者にわかりやすくて参加しやすいと感じました。
私はモノづくりをする会社として自己レベルではできないことを、会社として今後も取り組みたいと思っています。
まずはモノがあふれる時代の今、全ての商品とはいきませんが弊社でも環境に配慮した商品を生み出す努力を進めます。そして購入したいと思ってもらえるような持続可能な商品を開発します。
まずは今秋発売予定のmerrowシリーズ。ぜひお試しくださいませ!