ゴールデンウィーク始まる

緊急事態宣言が４都府県に発出された。令和１年末から１年半経っても、まだ同じ対策しか示されず、ひたすら、じっと我慢の日々が続きます。去年のお正月頃は、このような長期間に渡って、世界中が、このような状態になるとは誰も予想しなかったのではないでしょうか。これから先、１ヶ月で落ち着くのか、新型コロナウィルスは、若年層にも感染力が強く、どこ迄、蔓延するのやら。見通しの立たない中、ただ、ただ、ワクチンの接種さえ出来れば何とか押さえ込めるのか。それだけを頼りに多くの年寄りがワクチン接種の通知が来るのを待っています。本当に以前のゴールデンウィークならば、ようやく寒さも過ぎ、新緑に藤の花の美しい風景を楽しみに、友人、家族と誰もが出かけたそんな風景が一変、このような事が起きるとは思いもよらない事です。もちろん、私だけでなく、幼い子供さんから学生さん、働き盛りの方々。日本ばかりでなく、アフリカやアジアの国々の人達は、それこそ、何時になったらワクチンが自分達に届くのか、医薬品の不足に人的な不足等々、悩みはもっと深いことでしょう。文明がこんなにも発達したこの世界で、今、起こっている事を神様が存在したとしたら、何を思って見られるのでしょうか。私は ふと「余りにも人間が自己の力、能力を過大に評価し、傲慢になったが故の諌め」を神は下さっているのではないのかと思ったりします。自然に対する畏敬の念や人と人との思いやりの気持ち、地球上のあらゆる物に対する尊重の心根等々、頭を低くして考えなければならない時が来ているように思います。こんな事を考えながら、静かにゴールデンウィークを過したいと思うこの頃です。それにしても、この頃、鳥の鳴き声がよく聞こえるのは、野山が緑いっぱいで、虫が、少しずつ活発に動き出したからなのでしょう。