台風被害
異常気象、温暖化そして、台風被害と地震のみならず、本当に災害の多さに驚くばかりです。
夏の暑さが、ようやく遠のいたかと思う間もなく大きな台風に見舞われ、大変な被害です。
50m、60m毎秒の風速は太い電柱や、大木をなぎ倒し無惨な光景が報道されます。
結果、何日間も電気、電話が通じない、交通もストップの状態が続いています。もちろん、屋根が、
飛ばされたり、瓦が飛んでしまって、雨漏りがしたりと被災状況を見るにつけても、気の毒な
気持ちと同時に自然の脅威に対しての無力さをつくづく感じます。
しかしながら、電柱がなぎ倒される事による二次被害は、地中化する事によって、かなり解消される
でしょう。又、大木が倒れる訳にも何かあるのではないでしょうか。例えば、しっかり根を張っている
木は、大丈夫ですが、中が空洞化していたり、老木の為に持ち堪えられなかったり、人の目がもう少し
行き届いていたら、手が打てたのではと思ったりもします。
私達は、文明の力を過信しすぎるのではないでしょうか。本当に文明がもっともっと進化すれば
自然に抗う事も出来るのでしょうが、そこへ行く迄は、自然とのまだまだ遠い距離があるようです。
それ迄は、自然との折り合いをどうつけるのか、本当によく考えないといけない事が、続々と起きる
この頃です。奢る事なく、着実に生きたいものです。