大阪のファッション
友人との会食に向かう為に大阪の地下鉄に乗車しました。
連休明けの土曜日とあって混雑もせずにゆったりとした車中です。海外のファミリーや若者の
グループが多く日本人は半数ほどの中、高齢者の、それも、女性が目につきます。
昔ながらの「よそ行き」を着た方や若い女性顔負けのファッションナブルな装いの方、カジュアル
ではあるけれど、今、流行の透け感のある上着とスパッツ等々、ついつい見入ってしまいます。
身だしなみもマニキュアで手元を整え、イヤリングにリングと行き届いた、お洒落で我が身を振り
返って何と大ざっぱな事かと恥ずかしくなりました。
中でも、一人で乗車されて来た方で年頃は、私より少々先輩と見うけられる女性は、背筋をピンと
伸ばしコロ付きの小さな荷物を引きながら目線を上に入って来られました。装いは黒にピンクの大胆な
花柄のワンピースを羽織り、黒のスパッツにピンクとブルーの靴下とピンクの靴という出で立ちです。
小柄な方でも、その堂々とした振る舞いと自信を持った自分なりのセンスは「アッパレ」という外
ありません。
さすが、大阪人、人はどうあろうと自分の道を行くのみ、その様な潔さを感じながら古くからの
尊敬する友人と会い、楽しく夢を語る貴重な一時を過しました。