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１年の内で一番寒い２月も終わろうという頃ですが、日中の陽ざしは、もう春を感じるこの頃です。
奈良では、東大寺のお水取りが終えられると春という季節感が違ってきたように思われます。
あるいは、修二会の始まる３月初旬に冬のゆり戻しが、来るのか。何はともあれ、順調に季節は巡って
欲しいものです。先週末に高畑 志賀直哉邸から春日若宮～本殿～若草山麓～手向山八幡宮～法華堂～
二月堂鐘楼～大仏殿～夢風ひろば 幡　ＩＮＯＵＥ東大寺店～飛火野へのコース約７kmを歩きました。
まだ芝が冬のままですが、公園の梅林は花を付け芳しい香りを放っていました。
２０年振りの公園散策でしたが、東大寺の仏像群の圧倒される素晴らしさ、建築物の重厚な美しさに
変わらない感動を覚えました。ただ、春のシーズン前という事もあるのでしょうが、整備の為なのか、
ロープを張ってあったり、バリケードで囲まれていたりする所が何ヶ所もあり、折角の自然の中に異物が
あると台無しの気分になるのが残念でした。特に私の幼い頃からの一番好きな場所の飛火野の奥の小川と
樹木に囲まれた中にひっそりと芝の台地が広がる所があるのですが、近付けないようにされていたのが、
本当に心残りではありました。多分４月頃になると、その辺りも整備されるのでしょうか。
（ あまり手をかけない方が良いのですが ）
新緑に藤蔓の花が咲き、芝も緑一色になる頃に又、訪れたいと思いました。