暑中御見舞い
今年の小暑は、7月7日から年中で一番暑い夏の土用が始まりました。
例年ならば、旧暦と新暦とのずれで、まだもう少しは梅雨空の中、蒸し暑さは、
あっても気温は30度にはならない日が続く頃ですが、今夏は暑さが一気に
押し寄せ祇園祭りの囃子の音が聞こえる頃には、もう熱帯地方に居るような
毎日が続いています。
温暖化が進む一方で、止まらない自然の開発が推められ、気候変動と重なって、
より大きな災害被害が起きています。
地震を止める事は現状の科学技術では出来ない事です。又、大気や、気流の流れを
変える事も出来ないでしょうが、温暖化が少しづつでも進まないように世界中が
一つになって努力は出来るはずです。30年50年後の子供、孫達は、いったい
どのようになって行くのか考えれば恐ろしい事です。
一方で、先日、ラジオを聞いていると地球を取り巻く大気は、確かに問題で、
温暖化は、進んでいるが太陽の事を考えると、この所、太陽光の力が少し
弱くなって来ているとか、少しづつ寒冷期に入ってきているという話がありました。
それを考えるとプラスマイナスで、ひょっとしたら「うまくいくかも」何て勝手な
話ですが、本当にそんな事で良いのかと不安な気持ちが募ります。
私達人間はまだ技術、工夫で、この目の前の暑さは回避できるでしょうが、植物、
動物、昆虫等自然界の物は人間が作り出した事の為に大変な迷惑を被っています。
本当に申し訳ない気持ちです。
雨の日、晴れの日、四季の移ろいが、平常通り移り変わる事を願っています。