お菓子
先日より知人、友人から洋焼菓子を頂きました。
以前から、生クリームやバタークリームいっぱいの生ケーキよりも焼き菓子が好きな私は、嬉しくて
お仏壇へのお供えもそこそこに早速一つづつ取り出し、口へと運びました。
ビスコッティ風のしっかりした硬さのあるケーキは今まであまり味わった事のないしっかりした、
でも繊細なバターとナッツの風味の美味しい物でした。
もう一方はパッケージもシンプルで、いかにも手造りのお菓子という体裁です。
手で捏ね成形したものや、型抜きの物、切り揃えた物など、いろいろな工夫が楽しい小振りの
お菓子の詰め合わせです。それが玉手箱を開けた時のような喜びが広がります。
一つ手に取って口に入れるとブルーチーズの風味とオリーブオイルのサクサク感が広がり、お菓子
というよりもビールやワインのおつまみにピッタリの美味しさです。他のは、どんな味かなと気になり
小袋を2つ3つ開けて味わいました。各々個性のある美味しさに驚き、こんなにシンプルで素朴な
パッケージに包まれていながら、この存在感の大きさに久し振りに良い物にめぐり合えたと思う事
しきりでした。
私達も、お菓子を作り販売していますが、これ程の喜びをお客様に感じていただいているのかと考え、
担当の人達と後日一緒に試食をしました。2人の担当者は共にそのお菓子の店の事も良く知っている
様子で、今時の情報の早さ、多さに驚くと共に、それを買いに行って食べる所までは行きついていない、
ここにも現代を感じましたが、それはさて置き、2つの対称的というか、全く異なった方向の
洋菓子店の有り様が興味深く近々必ず行って見たいと思いました。又、担当者2人も刺激を受け、
より美味しい楽しいお菓子作りに励んでくれると期待しています。
パッケージ、中身共に、秋には又、新しい形で出して行きたいと思っています。