雨の日

昨日は朝から晩まで、スッキリとした晴天で、久し振りの庭掃除に精を出しました。
汗がにじむ程の陽気だったのが一変、今朝から大変な雨で最近よくあるバケツを
ひっくり返したような大雨が、続きます。新緑が日に日にその色を濃くし、それと共に、
芽を出したばかりだった雑草も一週間程で5cm程にもなり、昨日は、5時間がかりで
ようやく、目につく所だけは何とか掃除が出来ました。
それもあって、もう一頑張りと早朝から残りの草引きをしていた所、ざぁ～と雨になり、
そのまま一日中雨降りでした。我が家の小さな庭も3年目に入り、ようやく少しは茂り、
雨に濡れた庭を見ながらのお茶を一服、至福の時を味わいました。
雨に降られる訳でもなく、家の内から緑の茂る小さな庭を見る喜びは、一時の心の余裕を
もたらしてくれます。もちろん、自然が織りなす緑の大風景には及ばないものの、自分が
好きな植物と石を配置し、時折ですが、少しづつ年をかけ水をやり、草を引き、
掃除をする事で、愛情が生れます。小さくても、そんな庭に囲まれて生活する喜びが
日々の活力にもなっているように思います。
桜や藤、山法師等の花が終わり、初夏に入る迄のほんの一時、新緑から梅雨の先かけの
雨に濡れる緑の美しさは殊の外の美しさです。
私にとっては一番好きな季節です。