新芽、蕾、雪
立春に入り、そろそろ地温も上がっても良い頃なのに此の冬は何と ’’しつこい’’ 寒さなんでしょう。
ただ、晴れた日は、陽ざしが何となく春めいて感じられるのは、少しづつ季節が進んでいるからでしょう。
それにしても、今朝は6時半の時点で窓から眺める風景は、ほとんど白でアスファルトのグレーが少し
残るばかりでした。
住まいの小さな庭も真っ白になっている中で、目を凝らすと若木の梅にポツポツと緑の蕾を沢山付けて
います。
雪が少し融けかけた頃、京都へ車で向いました。
その道すがら南面に植えられた柳の大木は風になびく枝が、かすかな緑に彩られています。
後2週間もすれば、すっかり新芽が緑に色付き春を届けてくれそうです。
そんな思いを抱きながら博道と縁の深い後輩のお葬式に参列しました。年の順番とは言うものの、長い
お付き合いの方とのお別れは本当に辛く悲しい事です。
思えば私とは娘が生れた頃からのお付き合いで、もちろん博道とは50年来の親密な後輩だったのでしょう。
いろいろな思い出もたぐり寄せながら、帰路に着きました。
すっかり雪も融け晴れ間ものぞき、明日は晴天になれば良いですね。