勤労感謝の日
朝夕めっきり冬めいて参りました。
暦の上では小雪。
北の方では、雪が積もり、すっかり冬化粧とか。
奈良では、冷え込んでも、雪が積もるのは、1月末から2月頃の事、その点、ありがたい土地柄です。
それにしても、紅葉の美しい事、今年は雨も多く、一気に気温が下がったので、真紅の中に、
黄や緑が混じり例年よりも複雑な美しさを呈しているように思えるのは、私だけでしょうか。
とにかく、うっとりする風景が広がります。
勤労感謝の日とは、昔の秋の収穫が終わった後の御苦労様という、ねぎらいの日です。
と言う訳で、仕事も家庭も、そして、自分探しもバランス良く出来ているのか、
それなりに、楽しく余裕ある時間の使い方が出来ているのかを考えてみました。
人それぞれ色んな考え方が有るのでしょうが、私は、仕事をする時は、時間配分を考え、
やるべき事は、その間に取りあえず必ずやり終える、持ち越さないと思って進めます。
家へ帰ると食事に掃除、洗濯、片付け、友人への便り、書類の整理等々で、
ほとんど終わってしまうのですが、それでも一番大切にしたいのは、住まいを整理整頓、
清潔にした中で暮らすという事です。
多分、私にとっての勤労感謝は、そういう自分の暮らし方に対して、誰でもなく自分自身が
ご苦労さんなのです。
他の方が見れば何と窮屈なと思われるかもしれないのですが、私自身は、そうでないと落ち着けない
という難儀な人間です。というような事を考えながら今朝も早くから家事に精を出し、
その後、親しい方の御葬儀に参列し、一日が終わりました。