井上千鶴の言葉
井上千鶴のことば
毎朝の事
毎晩、私は寝る前に、明日着る服を必ず用意する習慣があります。
一日を終えて、お風呂に入り、ようやくパジャマに着がえて、ベッドに入る
その前には、明日の予定を考えます。
社外の方に会う事がない場合や庭掃除や草引きをしないといけない時は、
汚れを気にしなくて済むジーパンにTシャツの作業着を用意します。
(これが一番リラックス出来る定番です。)
しかし、それ以外の時は、目的に合わせ、気温や季節感を考え、色の配色
アクセサリーの有無等々、大したクローゼットの中身ではないものの、その中でも、
あれやこれやと思いながら、明日の服装を決めます。
それは、楽しいのか苦痛なのか何とも言えないのですが、社会人になった頃から
ほぼ毎日の繰り返しになっています。
以前から使っている物を生かし最近買ったものとの組み合わせを試みたり、
2週間程前にも、以前(10年程前)に買ったチノパンが、少々きつかった事も有り、
ほとんど着ていないものがありました。
3年着なかったら今の時代、捨てましょう!と言われますが、私は、10~15年は、
好きな服や、きっと着れる時が来るのでは、と思う物は捨てずにいます。
そんな訳で、このチノパンも最近、愛用しています。とは言うものの、時々見ないと、
つい忘れがちになるので、以前より多くクローゼットに出入りする事となりました。
毎日の事ですが、着る物が、すっと身につくと一日が何となく気分良く、
晴れやかな気持ちで過せます。
老いるに従い、忘れる事が多くなりますが、身近な所で、ぼんやりした頭を使う習慣は、
今後も続けていきたいと思っています。