井上千鶴の言葉
井上千鶴のことば
11月3日・文化の日
街路樹の欅、山法師、桜などが、いよいよ彩り美しくなり始めました。
同時に朝夕が、めっきり冷え込むこの頃です。
今日は、近くのお寺での写経会に参加しました。
三年振りの事です。
爽やかな空気の中、緑多い山沿いのお寺は、写経をするには打ってつけの環境の中で、
身も心もしっとりと浸み込むような感じです。
ただ、写経会の間に講演会があったり、中食のカレーを頂いたりと盛り沢山の上に
何年か振りに会う友人とのおしゃべりが加わり、静かに写経をと意気込んでいたのが、
結局、メニューをこなすのに追われ、時間を気にしながらの写経になってしまいました。
その上、最後に墨が乾ききらない間に手で摺ってしまい、汚してしまったような有様でした。
やはり、写経は、それだけに没頭できる環境と心と時間の ‘‘ゆとり‘‘ が必要ですね。
次回は必ず、そうしたいと思いました。
ちなにみ何の為の写経なのか、祈願は、もちろん大袈裟ですが、世界平和と書きました。