井上千鶴の言葉
井上千鶴のことば
ミャンマーの人々
最近ブログが中々進みません。
新聞報道やテレビ、ラジオで扱われる余りにも残虐な事件に気持ちが滅入り、暗い気分で毎日を過ごして
います。何とか希望の持てる明るい報道がないものかと思うばかりです。
近頃、フィルム整理は海外をしています。東南アジアが中心です。2週間程前からミャンマーに入りました。
遺跡や寺院、湖で暮らす人々の様子、美しい風景、そして都会の有り様、自然等など、いろいろな被写体に
レンズを向けています。農業、牧畜、物売りの人々、寺院の僧侶や子供が生き生きと出て来ます。
私等の1世代前の日本でも(大正の頃?)このような風景が見られたのかもしれませんが、今はもう目に
する事はありません。
博道は、多分、自分の子供の頃を思い懐かしさと文明の進む日本の息苦しさを感じ、年1回心が開放される
東南アジアに行っていたのでしょう。
人の暮らしとは多分、こういう事なのかもしれないな、と私自身も思います。もう戻る事は出来ないにしても、
そういう所に時折、身を置き無垢な目を持つ子供に接し、自然と共に暮らす人々や、自然そのものに触れたいと
思いました。