心持ち
最近、私は周囲の人に対する気持ちが、
ある時は好意を持ち、ある時は何とも
印象の薄い気持ちであったりと、その時々で
自分の感じ方が微妙に変化します。
夜、仕事が終り、簡単な夕食をいただき、
片付けをすると、10時頃一人になると
孤独というのか、不安定な気持ちに陥ります。
テレビを見たり、新聞を読んだり、本を読んだり、
でも話す事はできません。
人の気配もないのです。
私は決して賑やかな事が好きな方ではありません。
博道や千華(娘)と一緒に暮らしていた昔は、
時々一人になりたいと思った事もありました。
今でも一人で出かけるのは苦でもなく、かえって
ゆっくりと気儘に過ごせる気安ささえ感じるのですが、
最近のこの状態は老人性の‘‘鬱”でしょうか。
それとも、仕事の事が頭から離れないが為の
仕事中毒性なのでしょうか。
ゆったりとした気分で仕事を楽しんで出来るような
状態を作りたいと願っています。
年令を考えれば、そろそろそんな境地に入らなければ
とも思うのですが、思う様にはいきません。
庭の楓の紅葉が今年は余り美しくなりません。
夏の水不足の為でしょうか。
私も今頃になって、壮年期にすべき勉強不足が
たたっているのかもしれません。
今からでも修正して、よりより充実した老年期を
過ごせるよう努めたいものです。