立冬
今日は文化の日で休日なのに、定時(6時半)になると
自然と目覚めます。
朝の10分間体操をしようと窓を開けると、お隣の屋根も
見えない程の濃い霧です。
そう言えば思ったより冷え込まないはずで霧が出たの
でしょう。博道であれば霧の出そうな昨夜のうちに、
用意万端カメラやおやつの準備をして明け方前に
撮影ポイントに立っていたのでしょう。
正倉院の杏南、南京ハゼの木立の中に佇む鹿を
シルエットで撮った影像等は正に今朝のタイミング
だったのでしょう。
そのような事を思いながら、庭の手入れを始めました。
桜やかりん、山法師が葉を落し、秋明菊や、ほととぎすの
花もほとんど終わりました。いよいよ冬仕度です。
しかし、もう1週間もすれば我家の庭は楓の紅葉で
まっ赤になります。今はまだ、そろそろ緑に混じって、
赤くなりかけの頃ですが、下草の野草の枯れたのを刈って、
これからで出す水仙の葉の邪魔にならないようにしたり、
庭も冬景色を愛でる準備をしなければなりません。
何といっても、11月後半から12月にかけての紅葉が葉を
落した後は、まっ赤な絨緞が敷かれたような風情は、
私の一番の楽しみです。
そしてそれが終わると今年一年が終わります。