山頭火
先週より中登美ヶ丘 ギャラリー 瑲 では、
種田山頭火の歌をイメージした写真の
展示が始まりました。
放浪の俳人として大正から戦前に多くの句を
残された方ですが、その句も独特なら、生き方も
すさまじい物であったのでしょう。
幼い折に自ら命を断った母を生涯思い酒に溺れ
日常の身の回りの事や自然の事に寄せて平易な
言葉で詠む句は山頭火独自の世界を創ります。
博道の色彩やかな写真は、色という点では、
正反対と一見思われるのでしょうが、その底には
ひたひたと流れる心情、心根の哀しさが感じ
られます。
小品30数点を俳句と共に御覧ください。
8月7日(金曜日)迄 展示しています。
尚、会期中は、水・木・金曜日の
朝 11時 ~ 夕 4時30分 迄です。
どうぞ お気軽にお越しください。