井上千鶴の言葉

井上千鶴のことば

 

生きる

 

最近、友人と話している中で、30年後の私達の生活は

どのように変化しているのだろうかという事が話題になり

ました。多分お互い生身の人間というよりは、生きて

いてもほとんど植物状態かな等と言いながら話を続け

ました。医学、科学、何もかも大変なスピードで変化

していくでしょうが、中でもロボットが人の能力のどの

位まで出来るようになるのかという話題の中で現在は

人の考える、企画、想像する事はロボットでは出来ない

事で、人のみの事だと思っているが、30年、50年後の

ロボットは、この領域にまで入って来るのではないかと

話す科学者もいるとか。

しかし、私は、先日NHKのテレビを見ている時、

証券マンとして何億円ものお金を日々動かしていた

人が、ある時そのような自分の仕事のあり方に疑問を

持ち、人の為にお金を使う(貸し付けをして)本来の

地道な投資家として出直した。もちろん、以前のような

高給は得られなくても、その代わり人としての仕事、

充実感が持てるようになったというドキュメンタリーでした。

このような人間独特の感情や意図がロボットに持てるのか、

あるいは持てたとしたら、私達は一体人と機械の区別を

どう考えるのかという事を考えました。

又、ある人は生ある限り死は必ず訪れるものであるが、心、

魂、感情等、現在では目に見えない考えの中の事が、保存

されて次の世代にも永く受け継がれるようになるのでは、とも

言っていました。その頃には、人生ももっと長くなっているかも

しれません。でもいつかは死ぬのですが、霊魂が残る、あるいは、

何か理解出来るようになるとしたら身体は滅びても、次の世界

への道が拡げるような希望が湧いてきます。

ひょっとしたら次界で父母や友人、主人等と楽しい話か

魂の交流が出来るのかもしれません。

こんな事をおしゃべりした一時でした。

 




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