大寒に入り大変な寒さが続きます。
今年は12月から寒さが厳しかったこともあり
とり立てて、この頃の寒さを厳寒と感じないのは私だけでしょうか。
しかしながら、この大寒を過ぎれば、徐々に日も長くなり、僅かながら暖かさに向かっていきます。
そう思えばこの寒さも峠かなと思うことで、なんとなく春めいた気分になります。
今週の日曜日に友人とゆっくり話す機会がありました。
仕事を介しての友人なので
今までは趣味のことや好みの美術などについての話題はなかったのですが
そんなことを話し出すと、どんどんその人となりや
ビジネスの世界以外での人柄を知ることで、本人の意外な面が浮かび上がってきます。
昔、父の友人や知人の集まりで、大人たちが話しているのを端でいつも聞いていました。
人の話を聞く、そしてそれに関して自分の意見を言う
またそこから話題が展開していく楽しさを娘ながら感じていたように思います。
若い人たちと話したいと思っても、なかなかこのやりとりができません。
もちろん、年齢の差や興味の対象の違いなどがあるのでしょうが
それは今に始まったことではなく、昔から年の差を越えて話す楽しさを持つこともあったはずです。
そのためには、いろいろなことに絶えず興味を持ち、考え、そして行動して体験し
見て感じて、思うことが必要なのでしょう。
2時間ほども友人とお茶をいただきながら
工芸や物創りのことや、友人関係のことなど話が続き
ビジネスの話では見られない楽しいひとときでした。