2015年
元旦は寒さはしっかり、それでも快晴の空で一年のスタートを切りました。
ところが、昼過ぎからだんだん空模様が怪しくなり、天気予報通り
細かな雪が降り始めました。
夕方、6kmほど離れた娘宅へ行ったときには
庭の木々の枝葉に雪が積もり、雪国のような風情になりました。
思わぬ雪のお正月です。
帰りの車道が気になりながら、親戚の方々との久しぶりの楽しいひとときを過ごし、夜半に帰宅しました。
今日、2日は昨夜とは打って変わって穏やかな青空で
積もっていた雪もどんどん融け出しました。
屋根に積もった雪に光が反射してキラキラとした午後の陽射しです。
年始のテレビを見ていますと、近年、特に去年は大変災害の多い年でした。
その上、グローバル化で世界の情勢が日本の政治経済にも大きく影響し
ひとときも安穏としていられないような状況です。
こんな中で私たち一般国民は何をどう考えたら良いのかという問いをされていました。
司馬遼太郎さんは晩年、日本国民の70%の人がこの国のかたちはどうあるべきかを
真摯に考え、皆が幸せで本当に良い国のかたちの合意を作ろう、
そうすることが、これからの日本のあるべき国造りが始められると
おっしゃっていたという意味のことを話されていました。
確かに日本人はこの20年間、バブルが崩壊してからというもの
自信喪失と災害の連続、そして政治への不信感などがない交ぜになって
行くべき道、進むべきところを見失っていたように思います。
そんな中、一昨年、去年とノーベル賞受賞が連続でもたらされたり
スポーツが活発になったりとか、マスコミも日本人に自信を取り戻させるような仕掛けを
意識しているかのような報道が多くなってきました。
東南アジア近隣の国々の人との交流も富みに増えているように思えます。
また韓国、中国との関係の微妙さも
「日本国民としてしっかりしないと」という気持ちにさせるのか
とりあえず、少しずつ失った自信と自覚を取り戻しつつあるのかもしれません。
それに加えて、日本人が今後どうしても意識すべきことは
自然をこれ以上壊さないということだと思います。
日本に生まれ育った私たちは今こそ自然の偉大さ、ありがたさを思い
大事に大事に次代に繋げていく使命と責任があります。
これは国民一致の思いです。というところで番組は締めくくられていました。
全く私も同感です。
私自身も積極的にそういうことができれば良いなと思いました。
良い一年にするよう、今年も努力します。
皆様も良いお年を。