フィルムの将来
朝夕がひんやりとした空気に包まれるようになりました。
フィルム整理とデジタル化を始めて半年が過ぎようとしています。
その間、何のために、いつまでに、どのグレードで、予算は、期間はと
いろいろなことを考えつつ、時は止まってくれないので整理を日毎しながら上記の問いに自問自答し
私たちのような門外漢でない専門の方々に相談しつつ進めてきましたが
今になって、この方法が良いのか、このまま続けていて良いのかという疑問が大きく大きくなってきました。
初期の考え方をもう一度明らかにして
とりあえず、現在のフィルムを整理し、低温低湿度の中で保つことを第一に
同時にデジタル化をA2くらいの大きさに伸ばせる程度のグレードで進めていくことを確認しました。
しかし、方法として外注をどこの会社にするか
また自分達でどこまでするかを決めなければなりません。
見積もりを取るのはもちろんですが、その中身がどれだけ正確に
グレード良くデジタル化できるのかを見極め
私たちがそれを遂行するのに必要な手間はどうかなどを考え決めていきます。
来週末には見積もり、テストなどが出る予定です。
この一ヶ月ほどの間、以上のことに迷いに迷い
デジタル化もストップしたままです。
なんとか11月中旬からは本当の意味で将来の展望を考え進めそうです。
フィルムを生かしながら、保存を確かなものにしていく
そして使いやすいようにデジタル化して20年、30年後まで
継げていけそうな気持ちになってきました。
ようやく朧気ながら少し道筋が見えてきたように思います。
明日からまた地道に整理をしていきます。