何かの予感
今日は3月31日。平成25年度の最終日。
今年はそれに加えて消費税5%の最後の日とあって
世の中は交通渋滞や荷物の配送業者あわただしさなど大忙しの1日でした。
駆け込みの注文が1週間前頃から急に多くなり
自社も出荷、営業の者は走り回っている有様でした。
そんな中、ようやく中登美ギャラリーの工事が大詰めに入りました。
2月5日から始まった工事も建物部分はほぼ終わり、後は庭、
駐車場周辺の庭がもう少しというところまできました。
2ヶ月間、寒い中工事の方々には新築と異なり
リフォームは大変やりにくいことだったろうと思いますが
そこはプロの方たち、いやな顔もせずに、注文をつける私の言葉にも
耳を傾けていただき、思ったものになりました。
考えてみれば、博道が元気な折にはここを写真ギャラリーにしようなどということは
ほとんど考えたことがありませんでした。(写真事務所としての機能だけで)
そのような提案をすれば、本人はどう答えたでしょうか。
多分、うれしそうな顔をして、何を、どういうものをプリントしようかと
楽しんでくれたことでしょう。
後悔先に立たずです。
会社の仕事は少しずつ若い人たちで運営してくれるようになり
私自身の役割が少しずつ変化してきました。
こう考えるのは、博道が亡くなり、会社としての精神的な支柱が見えなくなったということと
博道と私が考えていたことを解り易く表現することが若い人たちを育てることになると思うに至ったからです。
生前中にこんな話をもっとするべきだったと思っても仕方ないのですが
期が熟さなかったということでしょうか。
そんなことを1人ギャラリーに佇んで思っていました。
ただ、今回の計画はあせらず、あわてず、自分がやって良かったと思えるものにしたいと
今までにない、私流をしてみたいと考えています。
写真を使った商品企画も、手探り状態で4月26日までに果たして出来上がるかどうか。
1年後、2年後、どのようになっているか。
今の私は予定を立てずに少しずつ進んでいきたいと思っています。