心の持ちよう
人間関係と人の気持ちの有り方について何十年来の友人とおしゃべりをしている時によくする話があります。
幼い頃から同じ両親に育てられ、周囲の人たちの慈しみを受けて育った者が成長し
異なった人たちと接触し、おのずから違った道を歩み40年50年という月日を重ねると
幼い頃の人格とは全くといっていいほど変った物になるのだろうかと。
人間関係、特に近親者とのいざこざは何にも増して厭なことですが
昔から諺に言われるように、変っていくことも世の習いなのでしょう。
そして、厭なこと、苦しいことがあっても、結局、好きな仕事を同じ方向を向き合って頑張れる仲間とすることが
一番、自分にとっては癒される時だと結論付きます。
それは、目に見えないことですが、自分の目標、あるいは嗜好のおもむくところを共有し会えるもの同士が
そのプロセスで係わり合い、努力し苦労することが喜びになります。
そして結果成功すればなお、その喜びは倍増するということです。
そんなわけで私は厭なこと、苦しいことがあっても会社の人たちと仕事することがいつも喜びに繋がっています。
その中でも日々、人間関係のいざこざは起こりますが、それも時間と共に解決できることです。
決して良いことばかりが続かないのと同様、苦しいことばかりもまた続きません。
日々、元気でいられることに感謝し、人を信じられる自分でありたいと願っています。