寒い寒い日
大寒に入り家の中でも暖房のきいた部屋から一歩出るとなんという寒さというほど。
そして朝夕の外気は氷点下という日が続いています。
身も凍てつくような毎日ですが、外交問題、特に日・中・韓の感情のもつれは
いつまで、どこまでこじれるのかと新聞、テレビの報道を見るたびに思います。
私たち戦争を知らない世代にとっては、戦争責任を明確にし、それに対して謝罪、賠償をし
そして次の世代に夢を託す(未来の発展的互恵関係を作る)という手順を着実に終えていただかないと未来はないはずです。
また、それを終わったというのであれば、第三者も交え、それが国際社会に認められているはずだと思いますが
戦後70年も経た今日でもなお、それが蒸し返され、長々と冷たい関係が続くというのはお互いのあり方に問題があるのでしょう。
私たち日本人は幸いなことに一度も他民族に侵略されたことがありません。(アイヌの人々や沖縄の人々に対しては侵略に近いことをしたのかもしれませんが)
なので、侵略を繰り返された韓国の人々の気持ちは正直なところ解らないと思います。
あるいは中国は何千年もの長い歴史の中で多民族が入り乱れ、闘争を繰り返した国です。
その上、近代の西洋列強や日本に蹂躙された歴史は世界中の中国人がそれまで持ったいた誇りと自信を踏みつけにしました。
長々と文化、政治面で優位に立っていたという歴史を考えれば、たった100年間の出来事で日本に大国ぶられる腹立たしさがおおいにあるのでしょう。
それら諸々のことを考え合わせた上で、安倍首相の言動はもちろん、政治家の方々はもっと賢く振る舞ってほしいと考えます。
また私たちは同じ地球上の人間なのです。昔のように情報がなく、全く国内事情の分からない時代ではないのですから
互いに相手のことを理解し、腹を割ってよい方向へ進む努力をしなければならないとつくづく思います。
身も心ももっと暖かくなれたらと切に思うこの頃です。