キリム展期間中、畳の間にコーナーをつくりました。和風の部屋にもしっとり馴染み、家で寛ぐ時間も増えそうです。
今回のキリム展では、ひとつのモノを長く使う程に深みが出てくる。30年だとまだ浅い。100年経って良さが出る。究極の美徳を教わりました。
私たちは、豊かな暮らしができていますが、何でも手に入ることが豊かなのでしょうか。
遊牧民の暮らしは、自分たちの身につけるモノは自ら調達し、生活、家族構成により絨毯を織っています。そういったアナログな生活を今でも続け、受け継がれています。
多くの人たちがモノを大切に扱う心の尊さを重んじ、使い捨ての時代から脱却できる世の中になれば、本当の意味での豊かな暮らしができるのではないかと、感じています。
オールドからアンティークまでたくさんの絨毯の展示会はご覧になられるだけでも価値があります。
11/5(火)まで開催しておりますので、是非お越しくださいませ。