猛暑と植物
今夏の暑さは格別で、そのうえ夕立もなく10日以上まとまった雨のない状態が続いています。
夏休み中8月13日~18日の間、私は庭の水遣りを毎朝2時間近くしていました。
にもかかわらず、竜のヒゲや苔、椿の葉、夏椿の葉などはどんどん茶色く焦げたようになり葉を落とし始めました。
多分それは、全身で生きることの難しさに耐えかね、葉を落とすことによって少しでも蒸発を防ぎ、何とか生き残ろうとしているようです。
山紅葉も2ヵ月後から始まる紅葉(こうよう)を待たず、先の葉がちぢれ茶色くなっています。
全くの水不足そのものです。
いつまで続くのか、晴天とこの猛暑。2時間かけて水遣りをしてもあまり効果が見込めません。
自然の雨にかなうものはありません。
去年も猛暑、今年も猛暑。その勢いはどんどん激しくなるようです。
暑さだけでなく気象そのものが大変不安定なものになっているのは温暖化の影響なのでしょうか。
この先20年、30年後にはどうなっているのでしょうか、恐ろしくなってきます。
環境問題はアベノミクスが声高に叫ばれるようになってから、ほとんど皆忘れているのではないでしょうか。
地道な努力の積み重ねこそが大切、と環境問題をもっともっと身近に考えたいと思いながらの水遣りでした。
本日で夏休み終了です。