40年来の古い友人と久しぶりに話し込みました。
若い頃は興味、趣味の赴くところが近い者同士、父親くらいの年齢の方々とお付き合いの中で学ぶことの多さに
お互い驚き、またありがたい事だったと今にして頷き合いました。
考えれば、その頃に受けた物の見方、考え方、人と人との付き合い方などなど
およそ社会人としての素養をその時代に学ばせていただいたように思います。
しかし、その後、それぞれの道を歩み、あまり交わることもなく過ごしてきました。
お互い還暦も過ぎ、彼女は”食”にずっとかかわり続ける中、最近では日本の伝統食を丁寧に、そして上品で気取らない美味しい物を作ることに専念しています。
私とはまた異なった生き方の中で自分の出来ることを次世代の人達に伝えたいとも言います。
私たちが若い頃、先輩の人達に教えていただいたように、何か役に立ちたいという思いです。
次の”おもたせ”が楽しみです。