参院選が近づいて来て
アベノミクスが騒がれてから3ヶ月が過ぎ世界中の人達が注視する中、評価が乱高下しています。
人々の思惑が定まらず、毎日の株価、為替が猫の目のように変化しています。
私たち庶民にとっては食品や電気代、ガソリン代などが徐々に値上がりするばかりで給与は上がる気配がありません。
但し、大企業の方々や、株式や社債の利息を得ている一部の人達は多分大きな利益を得られているのでしょう。
それは百貨店の宝飾や高級品の販売が大変順調だという報道を見るからです。
社会の格差がどんどん広がっていくように思えてなりません。
今夏には参院選挙が行われます。
その中で一番の政治課題は、経済、社会保障の件です。
しかし、その中身は原子力発電の技術力を発展途上国に売るということを首相自らが行う等。
一番困っている福島の方たちの問題を十分に対応できずに棚上げにしたままで良いのでしょうか。
世界で唯一の被爆国であり、その上今回の原子力汚染に苦しむ国としてそのようなことをして良いのでしょうか。
私は決してしてはならないことだと思います。
今回の選挙では経済よりも、社会保障よりも何より、原子力を今後どのようにするのか、
自分達(人間)に制御できないものを使い続けて良いのか。
まして、それがはっきり答えもでない内に他の国に売っても良いのか。
そんな倫理観のない国に日本はなり下がったのかと思うこの頃です。
蛇足になりますが、自民党に変われるほどの実力ある政党がないことが本当に困ったことですね。