井上千鶴の言葉
井上千鶴のことば
1月18日井上博道の別れの会を無事終えることができました。
540名余りの方々の参列を頂き、悲しみの中にも久し振りに会う、
懐かしいお顔や、日頃はお電話やメールでのやりとりで仕事を進めている方々等
年代を超えて様々な方とのお目文字をする事ができました。
この様子を博道は高いところから見て、色々な仕事をして
色々な方々とのお付き合いがあったなあといつもの笑顔で、
楽しそうに眺めていたのではないでしょうか。話すことができるなら
やあやあ!と握手をしながら楽しげにおしゃべりしたのにと、
ついつい思ってしまいます。
本当に主役の博道がこの場にいないことを、認められない自分が
多くの方とお話していながらも宙に浮いているような感覚でした。
雪も散らつくような天候から始まった会でしたが、終わり頃には冬の寒さ特有の
身の引き締まる美しい夕日を見ながらの帰宅になりました。
始まる前は今日一日思い通りに運べるだろうかと危惧したのですが、
花の飾り、供花一覧、受付の段取り、案内、粗供養、博道のDVDの放映、
司会等々、三時間の会の為に一丸となり、心を合わせて遂行する
ことができました。感謝感謝の気持ちでいっぱいです。
私もいつ迄も悲しい、苦しいとばかり思っている
訳にはいきません。時間はどんどん過ぎていきます。
博道の気持ちを思い、彼の目指した所をこれから先
どのような形で実現していくのかを考えつつ、
仕事を進めていきたいと改めて自覚しました。
ゆっくりとしかししっかりと頑張って行きます。